13日午前の東京株式市場で、前日まで急騰した任天堂株が一転して急落している。一時1830円安となり、株価は8%下落した。急騰の反動で利益確定売りが優勢となった。売買代金はこの日も東証1部の首位となっている。
先週、米国で配信が始まったスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が爆発的な人気を呼んだことが任天堂の株価に反映し、7日から4営業日続伸した。特に11日は一時ストップ高、終値もあと10円の3990円高、前日12日の終値は2580円高の2万2840円と12.7%上昇しており、2日続けての急騰となった。
13日は寄り付きが1000円安の2万1840円。午前の安値は1830円安の2万1010円と軟調が続いている。午前終値は5.4%下げて1235円安の2万1605円。
しかし任天堂やポケモン関連銘柄はこの日も好調。サノヤスホールディングス、京都銀行、第一屋製パンなどは続伸している。DeNAも一時上昇して年初来高値を更新。”ポケモン相場”はまだ続いている。