2016.7.20 17:24
日本製紙連合会(製紙連)が20日発表した6月の紙の国内出荷量は、前年同月比1.8%増の112万トンと、27カ月ぶりにプラスとなった。製紙連では、参院選でポスターやパンフレット向けの需要が増えたことや、低調に終わった昨年の反動増が要因とみている。
紙と板紙の合計の出荷量も、2.0%増の207万5000トンと2カ月連続で増えた。製紙連の馬城文雄会長(日本製紙社長)は同日の会見で、「いい方向には向かっているが、構造的に良くなっているわけではなく、状況をみていく必要がある」と述べた。
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