日本生産性本部(理事長・松川昌義氏)の余暇創研は14日、東京都渋谷区の生産性ビル前にある日本薬学会長井記念館で、8月10日に発刊する「レジャー白書2016~少子化時代のキッズレジャー~」の概要について記者発表を行った。
同白書は、余暇活動調査などをもとに日本における余暇の実態を需給双方の視点から総合的かつ時系列的に分析・記録。1977年から継続的に発表している。
白書によると、2015年のパチンコ・パチスロ参加人口(推計)は、前年比80万人減の1070万人、市場規模(貸玉料・貸メダル料)は同1兆2750億円減の23兆2290億円。また、パチンコの参加率は10.6%(前年比0.8%減)、年間平均回数32.4回(同9.6回増)、年間平均費用9万9800円(同1万4600円増)、参加希望率6.7%(同0.4%減)であった。
当日は、余暇創研の志村武範主幹研究員と山口有次教授(桜美林大学ビジネスマネジメント学群)が会見に臨み、レジャー市場の動向を説明した。