東芝が隠す「不適切なプレッシャー」とは? 米原発子会社による不正の疑いで内部通報 (1/2ページ)

2017.2.15 09:00

会見する東芝の綱川智社長(右)と佐藤良二監査委員会委員長=14日午後、東京都港区(古厩正樹撮影)
会見する東芝の綱川智社長(右)と佐藤良二監査委員会委員長=14日午後、東京都港区(古厩正樹撮影)【拡大】

 東芝が、14日に予定していた決算発表を1カ月延期した。巨額損失の原因となった米原発子会社、ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)による買収をめぐる不正の疑いが発覚したためで、内部統制の不備が改めて露呈した形だ。

 「従業員から、経営者による不適切なプレッシャーの存在を懸念する指摘があった」

 東芝の佐藤良二監査委員長は同日の記者会見で、決算発表を延期した理由をこう説明した。

 同社によると、平成27年末に行われたWHによる原発建設会社、米CB&Iストーン・アンド・ウェブスター(S&W)の買収について、「取得価格の配分手続きにおける内部統制の不備を示唆する内部通報があった」という。内部通報の主はWHの従業員で、同社のホセ・エメテリオ・グティエレス社長宛てに寄せられた。

 これを受け東芝は、外部の法律事務所に調査を依頼。決算発表を予定していた14日までに調査が終わらないことから、13日午後に発表延期を決め、さらに調査を進めることにした。監査法人も、決算発表には内部通報に対する調査の完了が必要とした。

 記者会見では東芝側からそれ以上の説明はなされなかった。報道陣から「不適切なプレッシャー」の意味を問う質問が相次いだが、佐藤委員長は「答えられない」の一点張り。プレッシャーを与えたとされる人物について「WH会長のダニー・ロデリック氏では」とする問いにも、「調査中」と明言を避けた。

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