UFJなど大手3行、18年春新卒は狭き門 3メガ合計で1000人規模減

2017.4.13 05:54

 三菱東京UFJ銀行など国内の3メガバンクが、2018年春の新卒採用数を今春実績よりも減らす計画となっていることが12日、分かった。減少幅は3行合計で1000人規模となる見通し。団塊世代の大量退職が一巡し、穴埋めが不要となったことが主な理由。18年春の就職戦線は、人手不足や収益改善を背景に積極的な採用を続ける企業が多く、全体では学生優位となりそうだが、大手3行に限っては今春よりも狭き門となりそうだ。

 三菱東京UFJは18年春の採用を17年春の約1200人より約1割少ない約1050人とする計画を立てている。減少は3年連続。

 三井住友銀行は17年春の1347人から約4割減らし、18年春は約800人とする見込みだ。みずほ銀行、みずほ信託銀行を含め、一括採用のみずほフィナンシャルグループ(FG)も採用人数を今春の1880人から数百人減らす見込み。三井住友とみずほFGは2年連続の減少となる。

 日銀の大規模金融緩和による超低金利で収益が悪化し、情報技術(IT)を活用した業務効率化を進めていることも各行の人材抑制の要因となっている。みずほFGは、育児などによる休暇の取得促進に合わせた採用数の増加が、ピークを過ぎたことも影響している。

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