労働意欲向上に「時差ビズ」発車 首都圏の鉄道各社、増発やポイント付与 (1/2ページ)

通勤ラッシュの緩和に向け時差通勤に取り組む「時差Biz」の開始を宣言する小池百合子東京都知事(中央)と参加企業の代表者ら=6日午後、新宿区西新宿の都庁
通勤ラッシュの緩和に向け時差通勤に取り組む「時差Biz」の開始を宣言する小池百合子東京都知事(中央)と参加企業の代表者ら=6日午後、新宿区西新宿の都庁【拡大】

 朝の通勤電車の混雑緩和に向け、首都圏の鉄道各社が11日から、夏季の時差通勤を促す取り組みを本格化させる。快適な通勤により働く意欲の向上につなげるのが狙い。2020年東京五輪・パラリンピックにおける混雑緩和効果を狙う東京都が「時差Biz(ビズ)」のキャッチフレーズで後押しするほか、政府も働き方改革につながるとして期待を寄せる。

 「時差ビズ」で都と連携する鉄道会社は11社。東京メトロは11~14日、18~21日の8日間、平日早朝の東西線と半蔵門線に臨時列車を運行する。快速電車などを東西線では午前6、7時台に上下線で計3本、半蔵門線でも1本を増発する。

 早朝時間帯での増発は異例だが、時差通勤のメリットを最大化しなければ混雑率改善が進まないとの危機感が背景にある。

 ラッシュ時の東西線の混雑率は木場-門前仲町間で199%(2015年度)で、「折りたたむなどすれば何とか新聞を読める」(国土交通省)という180%を上回るが、10年以上前から改善が進まない。今回の臨時列車の導入効果を踏まえ、「通年実施を検討する」(広報)。

 「早起きは三文の徳」を地でいくのが東京急行電鉄だ。スマートフォン向けの「東急線アプリ」でキャンペーン登録し、8月31日までの平日午前7時半までに東横線または田園都市線の渋谷駅に乗降・通過すると、コンビニエンスストアで使えるドリンク割引券やフィットネスクラブ利用券などのクーポンが届くサービスを展開する。

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