
東京・銀座に開業する「エディション」のホテルのイメージ【拡大】
不動産開発大手の森トラスト(東京)は12日、米ホテル大手マリオット・インターナショナルの最高級ブランド「エディション」を東京の虎ノ門と銀座で2020年に開業すると発表した。日本で初進出となる。20年開催の東京五輪に向け増加が見込まれる外国人旅行客らの取り込みを狙う。
森トラストは、ニューヨークなど海外主要都市と比べて東京に高級ホテルが少なく、エディションのホテルを2つ同時に開業しても集客が期待できると判断した。虎ノ門のホテルはオフィスなどが備わるビルの高層階に入る。銀座は建物全体がホテルになる。いずれも20年の春から夏にかけて開業する予定。
エディションは「ザ・リッツ・カールトン」や「JWマリオット」と並ぶマリオットの最高級ブランドの一つで、高級感だけでなく人の交流を重視している。現在はニューヨークやロンドンなど海外4カ所で展開する。