往年の人気スポーツカー向けに補修部品を復刻販売 ファンの声に応える

ホンダは平成8年まで発売した軽自動車のオープンカー「ビート」の補修部品を発売する
ホンダは平成8年まで発売した軽自動車のオープンカー「ビート」の補修部品を発売する【拡大】

  • マツダは平成10年まで発売したオープンカー「ロードスター」の初代の部品を復刻販売する

 既に生産を終了した往年の人気スポーツカー向けに補修部品を復刻販売する動きが、自動車メーカーに広がってきた。生産終了などで入手が困難になった補修部品を復活させることで、長年乗り続けるファンのニーズに応える。

 ホンダは9日、平成3~8年に販売した軽自動車のオープンカー「ビート」の部品を順次、復刻販売すると発表した。ビートは国内で累計約3万8千台が売れたが、販売終了から20年が経過した昨年12月末時点でも、5割以上の約2万台が保有される根強い人気を誇るモデルだ。

 ただ、主要な補修部品1600点のうち7割が生産を終えており、ユーザーから再販を求める声が強かった。まずニーズの大きいホイールやシートベルトなどを再販し、最終的には内外装部材など300点を検討する。ホンダの家老亘部品部長は「入手が困難な部品を復活させて、愛着ある車に乗り続けることのお手伝いをしたい」と述べた。

 マツダも元~10年に販売したオープンカー「ロードスター」の初代モデルの一部部品を来年初めから復刻販売する。初代ロードスターは国内で累計約12万台が販売され、現在も約2万3千台が保有されている。マツダは部品供給に加え、ユーザーの車両を一旦預かり、発売当時に近い状態に戻すサービスも始める。

 日産自動車は、元~6年に販売したスポーツカー「スカイライン R32 GT-R」向けの部品の再供給を検討している。

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