バイエル薬品、インキュベーションラボ開設 実験機器を設置、環境提供

 医薬品メーカーのバイエル薬品(大阪市北区)は来年6月末をめどに、神戸市中央区の神戸国際ビジネスセンター内にインキュベーションラボ「CoLaborator Kobe(コラボレーター神戸)」(仮称)を開設する。スタートアップ企業の支援やネットワーク構築を目的としている。

 基本的な実験機器やオフィス機器を設置し、参加企業がすぐに活用できる環境を提供する。参加企業はバイエルが提携する医薬品・医療機器開発業務受託機関や大学に、比較的安価に実験を依頼することができる。成果はすべて参加企業側に帰属する。

 創薬において有望な技術やシーズを持つことが参加要件となる。審査の上3~5社を選考し、バイエルの担当者が各社をサポートする。参加企業は同ラボの使用料を支払う。

 バイエル(ドイツ)は2012年以降、ライフサイエンス分野のスタートアップ企業向けに独自のインキュベーションラボをドイツや米国で開設。スタートアップ支援を通じ、共同研究に進展する実績を複数有している。