
ピコ太郎のライブ。「PPAP」は「まさに発明ソングだ」と知財関係者にも人気が高い(川崎市)【拡大】
2017年が明けた。IoT(モノのインターネット化)やAI(人工知能)をはじめとする第四次産業革命への産業界の注目度は依然高く、日本企業の課題は今年も引き続きグローバル化への対応になる。中でも特許や商標、意匠、営業秘密などに加え、発想やデータなどの(広義の)知財が交渉材料として重要度を増すだろう。なぜなら、第四次の時代は知的資本が最も重要になるからだ。モノづくりは大事だが、モノをつなぐ“コトづくり”のベースとなる知的なものの幅が広がる。これらは旧来の知財のノリを超える。「新知財」とも呼ぶべきカテゴリーの引き直しが必要になるのではないか。
日本企業には今年も苦闘の道が続きそうだが、最後にはピコ太郎のように、ニヤリと笑って踊れるようになることを祈りたい。(知財情報&戦略システム 中岡浩)