ふるさとは「ラジコ」を聴いて思うもの 広がるローカルな世界 (1/4ページ)

2014.4.26 18:05

 ■【ラジオ エリアフリー時代へ】(上)

 ラジオという昔ながらのメディアで4月、聴取環境に大きな変化が生じた。民放ラジオをインターネットで同時配信している「radiko.jp(ラジコ)」が、全国60局の放送について配信地域を越えて聴くことができる有料サービスを開始し、聴ける局数が飛躍的に増えたのだ。全国で聴取可能になった豊かなローカル番組の世界を紹介しつつ、ラジオのネット活用の現状と課題を探る。(三品貴志)

 エリアフリー化を実現するのは、月額378円の「ラジコプレミアム」。ラジコは端末の位置情報などから利用地域を判定し、対象エリアの放送に限って配信する仕組みを採用している(東京では現在13局)。プレミアムではこの地域制限をなくした。

 民放連加盟のラジオ100局のうち、ラジコには68局が参加しており、このうち60局が聴き放題となる。権利処理の関係で一部タレントの出演番組など配信されない番組もあるが、全体の数%にとどまるという。

 以前から要望が多かったエリアフリー化によって、故郷から離れて暮らす人が地元の番組を聴いたり、地方リスナーが都市部の番組を楽しんだりと、幅広い活用が期待される。ラジコの青木貴博業務推進室長は「プロ野球ファンがひいき球団のおひざ元の番組を聴いたり、出張先で『いつもの番組』を聴いたりもできる」と提案する。

ローカル番組は、地元以外のリスナーでも楽しめるものは多い

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