秋に増加「冷えのぼせ」に注意 自律神経乱れ不調の原因に (1/3ページ)

2014.11.2 07:14

 手足は冷えているのに顔や上半身がほてってしまう「冷えのぼせ」。夏にエアコンや冷たい飲み物などで体を冷やした結果、秋から冬にかけて冷えの症状が悪化し、冷えとのぼせが混在した状態になる。自律神経が乱れ、さまざまな不調の原因になることもあるので注意が必要だ。(油原聡子)

 東京都品川区の目黒西口クリニックの南雲久美子院長は「冷えのぼせは、冷え症が悪化した状態。更年期障害と間違えやすいが、年齢は関係ない。若い人にも増えています」と話す。

 冷え症の原因は体の血行不良だ。人間の体は、血液が循環することで温まるが、血行不良が続くと手足などの末端が冷えてしまう。一方、頭部の温度を一定に保とうとするため、頭部と手足の温度差が大きくなる。普段は自覚症状がないことも多いが、運動後などに血行が良くなると、冷えていない頭部など上半身だけのぼせた状態になってしまうことも多いという。

 「胸より上は冷えを感じないが、手足は冷たい」「手足が冷えているのに、頭だけがぼーっと熱くなるような感じがある」などが「冷えのぼせ」の典型的な症状とされる。

冷えのぼせを判断するポイントは…

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