観光客激増…岐阜県関市“モネの池”ネット人気で突然の全国区に (1/3ページ)

2016.5.14 17:05

紅葉したスイレンの葉の間を泳ぐニシキゴイ。“モネの池”は大雨で濁っても2日ほどで美しい姿を取り戻すという=岐阜県関市

紅葉したスイレンの葉の間を泳ぐニシキゴイ。“モネの池”は大雨で濁っても2日ほどで美しい姿を取り戻すという=岐阜県関市【拡大】

  • 連日多くの観光客が訪れる“モネの池”

 紫や赤に色付くスイレンをぬってニシキゴイが泳ぐ。池の底に堆積した白砂の濃淡は淡いタッチの絵画のよう。通称“モネの池”。岐阜県関市の根道(ねみち)神社にある名もない池が、フランスの印象派画家、クロード・モネ(1840~1926年)の連作「睡蓮(すいれん)」に似ていると、人気を集めている。

 連日、観光客が訪れる名所の誕生は数カ月前のこと。昨年6月頃、インターネット上で「モネにそっくり」と話題になり、情報が一気に拡散。秋にテレビで取り上げられると、観光客が激増した。

 根道神社は無人で小規模の氏神様。境内の全長40メートルほどの名もない池は、地域でもあまり知られていなかった。「こんなに話題になるとは…」。神社の隣で花卉(かき)生産直売店を営む小林佐富朗さん(44)は驚きを隠せない。

「きれいな池に何もないのは寂しい」とスイレンやコウホネを植えてコイを放したのが始まり

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