日本でわが子をグローバル人材に育てる 安上がりで国際感覚も磨ける妙案とは (1/4ページ)

 グローバル化が進む一方の現代社会。「将来のために子どもを海外留学させたい」と考える中高生の保護者も多いのではないだろうか。しかし、いざ留学させるとなると、留学費用や子どもの英語力などさまざまな問題が立ちはだかる。そこで紹介したいのが、「ホストファミリーになる」という選択肢だ。海外からの留学生を受け入れることで、子どもはこれまでと変わらない学校生活を送りながら、日常的に外国語を使う環境ができ、国際感覚を磨くことができる。

▽ホストファミリー経験者の約8割が「満足」

 高校生の国際交流を支援する公益財団法人AFS日本協会(以下AFS)のアンケート調査では、ホストファミリー経験者の76%が「満足」と回答。また、経験者の感想コメントからは、留学生との生活にはたくさんの学びがある様子もうかがえる。

 いくつか抜粋すると、ドイツの留学生を受け入れたIさんは「日本とドイツの違いについてもよく話し合いました。私たちが当たり前にしていることが誤解を招いたり、逆にむこうが普通にしていることをこちらが誤解していたりということがよく分かりました」と振り返る。

10年間で10人の留学生を受け入れたMさんファミリー。日本を再訪問し「里帰り」を果たす「海外のわが子」も多いという

10年間で10人の留学生を受け入れたMさんファミリー。日本を再訪問し「里帰り」を果たす「海外のわが子」も多いという

 また、ノルウェーの留学生を受け入れたKさんは「日本人の高校生と違って意思表示ができる北欧の子は、当時、同じ年の娘にも、かなり刺激的だったようです。娘と2人、本当の姉妹のように仲良く、お互い上手に距離をとって楽しんでいました。一人っ子で育った娘にはとても良い経験でした。また、彼女から聞く外国の話は私たちの知らないことも多く、とても勉強になりました」とのことだった。

ホストファミリーには誰でもなれるのか