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規制論台頭 ビットコイン、日本普及の分岐点 高い利便性 犯罪の温床にも (5/5ページ)

2014.2.12 10:15

国際基督教大学客員教授の岩井克人氏=2014年1月24日、東京都港区(大橋純人撮影)

国際基督教大学客員教授の岩井克人氏=2014年1月24日、東京都港区(大橋純人撮影)【拡大】

  • ビットコインの価格(※1BTC=米ドル)=2014年2月11日現在

 ──貨幣として流通しない

 「短期的に流通する可能性が1割程度あるとみている。ただ貨幣として流通してもいずれ崩壊するだろう。貨幣とは他の人に渡す『予想』の上で成り立っているが、それ自体に価値はない。人々が価値がないと思ったらインフレを起こす。そこを最終的に支えているのが中央銀行だが、ビットコインにはそれがない。自由放任では、お金の価値は必ず崩壊する」(大柳聡庸/SANKEI EXPRESS (動画))

 ■ビットコイン 現物通貨や電子マネーのような公的裏付けがないネット上の暗号通貨。通貨単位はBTC(ビットコイン)。「サトシ・ナカモト」を名乗る人物が投稿した論文に基づき2009年に誕生した。中央銀行のような発行体が存在せず、専門取引所に口座を開けば円やドルなどと交換できる。価格は需給のみで決まり、常に取引所で変動するのは株などと同じだ。手数料はほぼかからず、短期間での決済や国際送金ができるなど利点は大きい。

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