【ワインのこころ】
慶長遣欧使節団派遣を記念してスタートした『日本スペイン交流400年』期間中にはさまざまな催事がありました。ワイン界では7月にスペインで最も権威あるワインガイドブックで、スペインワインの国際取引に影響力大の『ギア・ペニン』の創始者ホセ・ペニンさん=写真=が来日しました。
1990年の発刊当初は4000(39産地、1200ワイナリー)だったテイスティングワインが、創刊から25周年を迎えた2014年には1万200(135産地、2137ワイナリー)以上にまで広がり、スペインワインがコストパフォーマンスだけでなく、その品質自体が非常に高いものであることを証明しています。
ペニンさんに伺った日本市場への感想は「とても成熟しています。品質と価格のバランスにこだわる国で、特別のプレッシャーを感じます。ハートより頭で考える市場ですね」。