【ワインのこころ】
ワインインスティテュート主催カリフォルニア・バイ・ザ・グラス・プロモーションの優秀店向け研修ツアーに同行し、9月7日から14日まで、収穫真っ盛りのカリフォルニアを訪問してきました。
収穫作業で一番印象的だったのは、グレープ・ハーベスター(ブドウ自動収穫機)の稼働風景=写真。9年前、日本で初めて導入をした北海道ワインの自社農園『鶴沼ワイナリー』で、その雄姿と作業の様子は見ていますが、10トン超の巨体で機敏に走行する収穫機に今回改めて感心しました!
グレープ・ハーベスターを使っていたのは『ハーン・エステート』。ロサンゼルスとサンフランシスコのほぼ中間に位置するセントラルコーストのモントレー郡サンタ・ルチア・ハイランド(SLH)にあります。ちなみにSLHは1970年代には寒くてブドウ栽培には向かないといわれていたエリアですが、近年、冷涼産地向きのシャルドネやピノ・ノワールから秀逸なワインを生産しています。