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「怖い」のはシチュエーション 「ぼぎわんが、来る」著者 澤村伊智さん (1/3ページ)

2015.11.8 10:00

作家の澤村伊智(さわむら・いち)さん。次点と僅差での受賞と聞き、「なにくそ!と思いました。欲望はつきないもので」と笑う=2015年10月15日(塩塚夢撮影)

作家の澤村伊智(さわむら・いち)さん。次点と僅差での受賞と聞き、「なにくそ!と思いました。欲望はつきないもので」と笑う=2015年10月15日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 「ぼぎわんが、来る」(澤村伊智著/KADOKAWA、1728円、提供写真)

 【本の話をしよう】

 “あれ”からは、決して逃れられない-。瀬名秀明さんや貴志祐介(きし・ゆうすけ)さん、岩井志麻子さんらスター作家を輩出し、1990年代後半のホラーブームのきっかけとなったコンクール「日本ホラー小説大賞」。第22回の受賞作、澤村伊智さん(35)の『ぼぎわんが、来る』は、怪談や都市伝説、民俗学などが複雑に絡み合う本格派ホラーだ。

 幾世代にも伝わること

 「文句なしに面白いホラーエンタテインメント」(綾辻行人(あやつじ・ゆきと)さん)、「もう一度ホラーブームを巻き起こすような活躍を期待したい」(貴志祐介さん)。選考委員の激賞に、「プレッシャーですね。(ブームの担い手に)なれるものならなりたいですけれど…」。

 それぞれに話者が変わる3章構成の本書。第1章の語り手は、幸せな新婚生活を送っていた田原秀樹だ。ある日、田原の会社に1本の電話が入る。田原は戦慄する。電話の主は、これから生まれてくる娘の名前を告げたからだ。田原と妻以外、誰も知らないはずの名前を-。

 三重県に伝わるとされる妖怪「ぼぎわん」。“それ”は、場所や世代を超えて、執拗(しつよう)に田原一家を狙う。田原は知人の民俗学者や霊能者の助けを借り、家族を守ろうとするが-。

こだわったのは「怖さ」

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