丸山氏「なぜ人種差別の言葉になるのか」 批判は不条理と議員辞職を否定 (1/2ページ)

2016.2.18 20:52

報道陣に自らの発言について説明する自民党の丸山和也氏=18日午後、東京・永田町の参院議員会館(斎藤良雄撮影)

報道陣に自らの発言について説明する自民党の丸山和也氏=18日午後、東京・永田町の参院議員会館(斎藤良雄撮影)【拡大】

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 参院憲法審査会でオバマ米大統領への人種差別と取られかねない発言をした自民党法務部会長の丸山和也参院議員は18日、記者団に「人種差別の意図はまったくない。批判されることは不条理で残念だ」と述べ、議員辞職を否定した。「あえて政局という意味で(発言の意図を)無視して批判するということであれば怒りも覚える」とも語った。

 党の役職の辞任については「党の運営のことだ」として明言を避けた。

 丸山氏は、17日の審査会で、オバマ氏について「今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」などと述べた。

 だが、丸山氏はこの発言について、奴隷制度の歴史を乗り越え、黒人であるオバマ氏が大統領に就任するに至った米国をたたえたつもりだった、と釈明。「自己変革を遂げた米国への尊敬の念がほとばしった言葉が、どうして人種差別の言葉になるのか。驚きだ」と語った。

「良心において恥じるところは何もない」

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