カルフール苦戦 上海で国内初の24時間営業 市場変化に多様な戦略 (1/2ページ)

2016.11.28 06:17

 中国中央人民ラジオ局第2放送「経済の声」の番組「天下財経」によると、仏小売り大手のカルフールは先頃、中国でコンビニエンスストア業に参入、新たなブランド「easy家楽福(カルフール)」を打ち立てるとともに、今月からは上海の通常スーパーの店舗を中国で初めて24時間営業とするなど、多様な戦略をとっている。

 カルフールの24時間スーパーは、同社が上海で開いた30店舗の中では面積が最も小さいが、周辺には数十軒のチェーンホテルや大規模病院があり、24時間営業への需要は高い。来客数は営業時間切り替え後3日目で約150人増え、午後10時~午前6時の時間帯も、商品を購入する人の姿が絶えない。

 カルフールグループの副総裁で、カルフール中国区の総裁兼最高経営責任者(CEO)であるティエリー・ガルニエ氏は「中国市場は日々進化しており、消費者の行動様式も変化が速い。このスピードに追いつくのに少々苦労している」と率直に語った。最新の財務諸表によると、アジア地域の販売成績は国際市場におよばず、アジア地域全体で前年同期比5%減、中国市場は7.8%減だという。

「ECの急成長で、小売業界の競争はますます激しくなっている」

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