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北海道百年記念塔の解体 再検討の余地はないのか

赤れんが庁舎解体は撤回

道はすでに次の計画の検討を進めている。記念塔解体を正式に決める土台となった「ほっかいどう歴史・文化・自然『体感』交流空間構想」(平成30年12月策定)がそれだ。

再び今年1月21日会見時の鈴木知事。この構想に対し「道の考え方や今後の活用の方向性などについて、地元をはじめとする道民の皆さまへ説明の場を設けるなどしてご理解いただけるよう努めていきたい」と述べた。次の50年に向けて塔解体跡地へのモニュメント設置などをすでに検討中で、これまでの歴史は「過去のもの」という考え方が透けてみえる。

「記念塔解体は道民の利益を損なう」と話す和田義明衆院議員=1月29日、札幌市(坂本隆浩撮影)
「記念塔解体は道民の利益を損なう」と話す和田義明衆院議員=1月29日、札幌市(坂本隆浩撮影)

解体決定の翌年から塔存続を訴える自民党衆議院議員の和田義明氏は「北海道赤れんが庁舎はかつて解体の危機にひんしたが、当時の知事判断で撤回され、今は北海道の観光名所になっている」などと指摘。歴史的文化遺産である記念塔の解体が「道民の利益を損なう」として再検討を求めている。

今月開会する道議会定例会に提出される令和4年度予算案には記念塔の解体費用が計上される可能性が浮上している。「最後まで道民に訴えを続けていきたい」。市民グループの一人はそう語っている。(坂本隆浩)


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