飲料タブーに挑んだ「綾鷹」 “にごり”との格闘「五輪に出るより難しい」 (5/8ページ)

2012.11.26 07:00

  • 合組では茶葉の配合比率でまったく異なる緑茶が生み出される=京都府宇治市

 「最高の緑茶を」 定年間際の大先輩に花

 ≪TEAM≫

 「綾鷹」誕生の裏には、1人の定年間際のベテラン社員の思いと、それを支えたチームの奮闘があった。

 プロジェクトチームが立ち上がる直前の2006年。研究開発部門に約20年間にわたって茶系飲料を担当、翌年に定年を控えていたある男性社員がいた。

 「技術者として最高の緑茶をつくり、後輩に技術や知識を残したい」。集大成の商品開発を模索していたところに飛び込んできたのが、「急須で入れたような緑茶をつくりたい」というマーケティング本部からの提案だった。

 「にごりでやりたい」。それまでのペットボトル入り清涼飲料では“邪魔者”扱いされてきたにごりだが、うま味が凝縮されている。自信があった。

 業界で前例のない試みに東京研究開発センター、マーケティング本部も身構えた。だが、「お世話になった大先輩に花を持たせたい」(R&Dセンターの足立秀哉プロジェクトマネジャー)。チーム一丸となって挑戦することを決めた。

 開発が始まると男性社員の緑茶に関する知識、技術はやはり抜きんでていた。さまざまなにごりを試作するなか、お茶を抽出した際に自然に発生するにごりは不安定で大量生産に向かないことが分かる。ここで抹茶を使うことを思いついたのは、この男性社員だった。

不動のトップ「お~いお茶」との頂上決戦なるか

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