シャープなぜ創業精神守れなかった “ゾンビ経営者”との決別なるか (5/6ページ)

2013.6.9 07:00

シャープの中期経営計画説明会終了後、経営信条を報道陣に見せる高橋興三副社長=5月14日、東京都千代田区

シャープの中期経営計画説明会終了後、経営信条を報道陣に見せる高橋興三副社長=5月14日、東京都千代田区【拡大】

  • シャープ堺工場=堺市堺区(本社ヘリから)
  • 社長交代の記者会見を終え、握手を交わす奥田隆司社長(左)と高橋興三副社長=5月14日、東京都千代田区

 3千人もリストラしたうえ、社員の給与をカットしたのだから、そんな“ゾンビ経営者”たちの退場は当然だ」と話す。

 旧経営トップの責任について、高橋副社長は「確かにハードウエアの時代が終わりつつあるなか、その投資に執着した。ただ当時の日本の流れはそうで、個人の責任ではない。私にも責任はある」と、一定の理解は示した。

 しかし、シャープは平成25年3月期連結決算で5453億円の最終赤字を計上し、前期の3760億円から赤字幅が拡大。製造業では20~30%が健全とされる自己資本比率は6・0%まで低下している。主要取引銀行2行は融資枠を設定して支援する姿勢をみせているが、取締役常務執行役員を派遣するなど管理を強める。

 事業売却など切り売りではなく、かつて数々のヒット商品を世に送り出したシャープのDNAを残しながら再生を果たせるのか-。高橋副社長は「絶対に(再生)します。それだけのポテンシャルは社員にある」と断言する。

社長経験者が経営に口出しする同族経営の風土

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