3千人もリストラしたうえ、社員の給与をカットしたのだから、そんな“ゾンビ経営者”たちの退場は当然だ」と話す。
旧経営トップの責任について、高橋副社長は「確かにハードウエアの時代が終わりつつあるなか、その投資に執着した。ただ当時の日本の流れはそうで、個人の責任ではない。私にも責任はある」と、一定の理解は示した。
しかし、シャープは平成25年3月期連結決算で5453億円の最終赤字を計上し、前期の3760億円から赤字幅が拡大。製造業では20~30%が健全とされる自己資本比率は6・0%まで低下している。主要取引銀行2行は融資枠を設定して支援する姿勢をみせているが、取締役常務執行役員を派遣するなど管理を強める。
事業売却など切り売りではなく、かつて数々のヒット商品を世に送り出したシャープのDNAを残しながら再生を果たせるのか-。高橋副社長は「絶対に(再生)します。それだけのポテンシャルは社員にある」と断言する。