この結果、12年3月の試作機で目標をほぼ達成。同年夏の2カ月、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市の屋内外計12カ所でフィールドテストを実施した。テスト結果を踏まえさらなる改良を施し、12月に量産化へこぎつけた。日中の電力消費を最大95%カット可能。加温する飲料の電力も節約でき、冬場でも68%消費電力を削減できる。
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「通常の開発なら2年がかり。しかし、社会の要請に応えるには早く投入しないと意味がない。各方面に無理をお願いした」(山崎シニアエンジニア)。今年1月、開発着手から約1年5カ月でピークシフト自販機の配備を開始。すでに初年度目標台数の6割に当たる1万5000台が稼働している。今後も積極的に設置を進める。