奥野教授らは京で化合物とタンパク質の結合の組み合わせを調べ、大学で2年かかった計算を6時間弱で終えた。
薬の「原石」となる化合物を探す作業をスパコンが代替すれば、1つの薬をつくる期間を1~2年短縮し、数百億円のコスト削減ができるという試算もある。
動物に効果があっても、人には効果がないという失敗が多いのが創薬の問題だが、奥野教授は「効率よく効く薬ができれば値段を抑え、医療費も減らせる」と期待する。
薬の効果についての研究でも新たな進展があった。
薬の効果はタンパク質に化合物が結合する強さに左右される。