山形カシオが発売した水中通話ができるトランシーバー「ロゴシーズ」【拡大】
ただ、新たなハードルがあった。山形カシオは法人ビジネスが中心で、消費者向け製品の営業を手がけたことがない。販売担当の佐藤健氏は「販路の開拓や商品プロモーションも初めて。すべてゼロからだった」と打ち明ける。
ダイビングショップからは「水中で話す必要があるのか」という反応もあった。そこで、水中で見つけた生物を一緒に潜っている仲間に教えるなど、ロゴシーズの使い方の提案に取り組んだ。
手応えもあった。「水難救助を行う消防や警察の方からはすごく評価が高かった」(佐藤氏)。そこで11月、消防・警察向けに通話可能距離を伸ばしたレスキュー仕様モデルを発売。12月7日には、価格を抑えた2台セットの普及モデルを投入する。