「O2O」関連市場規模の予測【拡大】
今夏にはカメラ販売のキタムラ(横浜市)と共同で試行し、店舗の半径5キロ圏内に配信した。従来のウェブ広告よりも、配信数に対するクリック数の割合(CTR)が高くなる効果が得られることから、大手百貨店やコンビニエンスストアなど20社が契約を結んだ。
オプトは、店舗内でスマホで商品のバーコードを読み取ると、在庫情報や周辺店舗などを表示する専用アプリ「ショッピッ!」も提供。15年末までに契約店舗数を計2万2000店に増やす目標を掲げる。オムニチャネルソリューション部の久米田晶亮部長は「ポイント制度を使えば価格が割安で、アフターサービスも充実している実店舗の利点を反映させたい」と話す。
新たなサービスもめじろ押しだ。NTTコミュニケーションズと東京大学は渋谷パルコ(東京都渋谷区)で、無線LANと近距離通信機能「ブルートゥース」を応用した新技術「BeaconCast(ビーコンキャスト)」の実証実験に取り組んでいる。