【開発物語】桁違いに魅力的なクルマ ホンダ自慢の新型車「ヴェゼル」 (9/9ページ)

2014.1.6 12:00

  • 「車の顔」の正面の開発はこれまでの車より時間がかかった
  • 排気量1500cc直噴エンジンをベースに独自開発したハイブリッドシステム

 ただ、こんな状況でも、開発を楽しむ余力があるのがホンダのすごさ。ヴェゼルを「桁違いに魅力的なクルマ」と恥ずかしげもなく言い切ってしまうところもホンダならではと感じた。

 来年以降も、新車の発表がめじろ押しで、今後は社内競争も激化しそう。しばらくホンダから目が離せなくなりそうだ。(飯田耕司)

 ≪KEY WORD≫

 ヴェゼル

 力強い走りが魅力の小型スポーツ用多目的車(SUV)をベースに、運転の楽しさを追求したクーペと実用性の高いミニバンの価値観を融合したクロスオーバー車。主力小型車「フィット」と同じ車台を用いるなど部品の共通化を進めて製造コストを抑制する一方、内外装などユーザーに訴求したい部分には専用パーツを使用してメリハリを付けた。ハイブリッド車(HV)とやや廉価なガソリン車との両面展開で、1500cc直噴エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムはガソリン1リットル当たり27.0キロとSUVでトップクラスの低燃費を実現した。価格は187万~268万円。

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