長女が1歳になるタイミングで復職を決めた。午後6時までに都内の職場から鎌倉市の保育園に長女を迎えに行かなくてはならず、在宅勤務と短時間勤務(午前8時50分~午後4時5分)を組み合わせ、育児との両立を図っている。
日立は女性総合職の増加などを背景に平成12年から支援策を拡充してきた。「子供の成長や自分の生活に合わせて制度をコーディネートでき、安心感がある」と千葉さん。顧客との打ち合わせ時間が遅い場合は上司や同僚が代わるなど、周囲がサポートしてくれることも大きいという。
政府は女性の活躍支援を成長戦略に掲げており、就労継続は課題の1つだ。
ただ、国立社会保障・人口問題研究所の平成22年の出生動向基本調査によると、第1子出産後に就業を継続した女性は昭和60年以降、4割弱で推移。約6割の女性が出産を機に仕事をやめる状況は今も続く。そういう意味では、日立に勤務する千葉さんの環境は、かなり恵まれたケースといえるかもしれない。