地域通貨と一体、幅広い支持で進化 イオンの電子マネー「WAON」 (1/4ページ)

2014.3.10 05:38

店頭に置かれたワオンの決済端末機。複数の電子マネーに対応しているのが特徴だ

店頭に置かれたワオンの決済端末機。複数の電子マネーに対応しているのが特徴だ【拡大】

  • 商店街のアーケードで香川県の地域通貨「めぐりん」と一体化した「めぐりんWAON」を知らせる懸垂幕=高松市(イオン提供)

 ■【ビジネスのつぼ】地域通貨と一体、幅広い支持で進化

 イオンの電子マネーカード「WAON(ワオン)」の累計発行枚数が今年前半、4000万枚を超える。携帯電話用のアプリやクレジットカード一体型、地域限定カードなど、発行形態も多様化。さらに商店街のポイントカードと連携し、地域通貨としても活用するなど、社会インフラとしての展開が幅広い支持を得ている。

 “脱専用”で利用者急増

 レジで端末にICカードをかざすと、かわいい犬の鳴き声が聞こえる-。イオングループのスーパーの店内では当たり前の光景だ。

 イオングループが電子マネーカードを登場させたのは、約7年前の2007年4月のことだ。レジの前で1円単位で小銭を探すのに手間取り、後ろに並んでいる人から冷ややかな視線を浴びた経験を持つ人は少なくない。イオンは「レジでの決済を迅速かつ簡単にできる方法があれば、顧客満足が高められるのではないか」(上山政道・イオンリテール電子マネー推進本部本部長)と考えたのだ。

“後発組”となったイオンは、電子マネーの決済端末機に着目

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