千葉工業大が開発した災害対応の新型ロボット「櫻壱號(桜1号)」=17日、東京都千代田区【拡大】
千葉工大はこのロボットに関する技術を、自動車や家電の試作品製造を得意とする日南(神奈川県綾瀬市)に供与。同社が今後、注文に応じてロボットを製造、販売する方針だ。
桜1号のベースとなったクインスは09年に千葉工大が、消防隊員が近づけない場所での状況把握を目的に開発した。11年の原発事故後に改良を加えた「原発対応版クインス」を現場に投入し、調査に活躍した。
福島第1原発では今も放射線量が高く、人が立ち入れない場所も多い。事故発生直後は米国などの外国製ロボットが多く投入されたが、最近では国産も増えている。三菱重工業が2月に2つのアームを持つ遠隔作業ロボを現地に投入、日立製作所も原発内の汚染水漏れを調べるロボットを開発している。