6月に設立5周年を迎えた天津航空も、主力機種である(小型ジェット機の)エンブラエル190型機(E190)のファーストクラスを廃止し、(ビジネスクラス並みに広い座席の)「スーパーエコノミークラス」を設置すると発表。その価格は最高でもレガシーキャリアのエコノミークラス正規運賃以下に設定するという。
中国の航空大手は従来、ナローボディー機で「ファースト+エコノミー」の2クラス制、ワイドボディー機で「ファースト+ビジネス+エコノミー」の3クラス制を採用していた。
ファーストクラスの廃止に伴いビジネスクラスとエコノミークラスの中間クラスを新設するケースは少なくない。中国国際航空も、北京-広州間や北京-上海間のほか一部国際線で「プレミアムエコノミークラス」を設置している。(上海支局)