福岡のダイエーの象徴だった「ダイエーショッパーズ福岡店」。完全子会社化で看板が「イオン」に架け替わる【拡大】
例えば、熊本市のベッドタウン熊本県菊陽町にある「ゆめタウン光の森」では、周辺の高齢世帯の増加に合わせて、高齢者が歩きやすいようにフードコートを増床した。今後も高齢者向けに、高額なフルーツや野菜など少量多品目の品ぞろえを強化するという。
今年1月に傘下に入れたスーパー大栄(北九州市)の店舗では、衣料品売り場からドラッグストアへの入れ替えを進めている。
こうした取り組みで、イズミ全体の4割にあたる41店を九州・山口で展開するまでになった。
6日に福岡市内で記者会見した梶原雄一朗専務は「お客さまのニーズの変化は早い。このニーズに対応した活性化を各店舗で図っていきたい」と述べた。
このイズミの地域密着戦略にならおうと、イオン九州は9月、産地直送で安心・安全を前面に打ち出した生鮮品を強化する「地元イオンプロジェクト」を始めた。
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九州のスーパーは、イオンを追撃するイズミに加え、地場のサンリブ・マルショクグループの3者が覇を競う構図になっている。
この3者は、独自の店作りに加え、地場中堅スーパーのM&A(企業の買収・合併)を進める。
イオングループは来年1月に傘下のダイエーを完全子会社化し、九州にある「ダイエー」と「グルメシティ」計39店をイオンと小規模スーパーのマックスバリュに再編する。昭和38年に九州に進出し、一時はホークスも所有していた「ダイエー」は消滅する。
さらに先月、レッドキャベツ(山口県下関市)の子会社化を発表した。
イズミもスーパー大栄との資本業務提携に続き、7月に広栄(熊本市)を子会社化した。