パナソニック傘下で解体進む三洋電機 優秀な人材は次々と去っていった… (5/5ページ)

2014.11.5 11:30

パナソニックの子会社となり、三洋電機本社ビルから取り外される「SANYO」のロゴ=平成23年12月、大阪府守口市

パナソニックの子会社となり、三洋電機本社ビルから取り外される「SANYO」のロゴ=平成23年12月、大阪府守口市【拡大】

 三洋が高い技術を保持した2次電池は、電気自動車(EV)やハイブリッド車向けの車載用リチウムイオン電池に活用されている。2次電池はパソコンなどに使う民生用がサムスン電子など韓国勢にシェアを逆転されており、車載用電池がパナソニックにとっての生命線になっている。

 業界最高の発電効率を誇る太陽電池は住宅用が国内トップシェアを争う。BtoBでは三洋が得意とした生産地からの保管や輸送を冷蔵状態で行う物流形式「コールドチェーン」が流通業界で高いシェアを占める。

 パナソニックが巨額を投じた三洋買収の効果は十分に出ているとは言い難い。それでも、30年度に売上高10兆円を目指すパナソニックにとって、かつての三洋の技術や事業の多くが重要な要素となっている。

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