三井物産がブラジルの大手建設会社、オデブレヒトと組み、旅客鉄道の建設・運営に本格参入することが5日、分かった。まず、オデブレヒトが主導するサンパウロ地下鉄6号線運営会社に約20%資本参加し、将来の新規路線も共同で運営する。
JR東日本も、信号システムなど安全運行などで協力し、同運営会社を窓口にブラジルにおける鉄道インフラの輸出を後押しする。
政府は、2020年に海外でのインフラ受注を現在の約3倍の30兆円にする目標を掲げており、両社の鉄道事業が軌道に乗れば、目標達成に寄与する。
三井物産が出資するのは、20年開業予定の地下鉄6号線運営会社、ムーブ・サンパウロ。サンパウロ市中心部から北西部にかけての全長15キロの路線で、1日63万人の利用客を見込む。三井物産の投資額は今後数年間で500億円程度に上る見通し。