三井住友FGと住商、ボーイングからリース向け航空機80機購入

2014.11.11 05:50

契約に調印した三井住友フィナンシャルグループの宮田孝一社長(左)と米ボーイングの民間航空機部門のレイ・コナー社長兼最高経営責任者=10日、東京都千代田区

契約に調印した三井住友フィナンシャルグループの宮田孝一社長(左)と米ボーイングの民間航空機部門のレイ・コナー社長兼最高経営責任者=10日、東京都千代田区【拡大】

 三井住友フィナンシャルグループと住友商事は10日、傘下の航空機リース大手「SMBCアビエーションキャピタル」を通じ、米ボーイングから航空機80機を購入すると発表した。同日、契約に調印した。購入は、「737MAX8」と呼ばれる約200席の小型機で、価格は計85億ドル(約9700億円)相当。引き渡しは2018~22年で、購入した航空機はリースする。

 同社はすでに370機以上の航空機を保有し、世界40カ国、95社の航空会社にリースしている。今後、経済成長が続く新興国需要を見込み、特に、アジアの格安航空会社(LCC)向けが伸びると判断した。同社は、エアバスからも115機を購入する契約を今年7月に結んだ。今回のボーイングからの購入も含めて、航空機リース事業の競争力を高める狙いがある。

 同日会見した三井住友FGの宮田孝一社長は「航空機ビジネス全体のリースに占めるシェアは今後、50%に迫るといわれている。中長期の成長を確保できる」と強調した。

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