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【スカイマーク社長に聞く】日航との提携は不可欠　ＡＮＡからは支援打診も… (2/3ページ)

2014.11.25 06:23

　経営再建に向けては、全日本空輸を傘下に持つＡＮＡホールディングスや、マレーシアの格安航空会社（ＬＣＣ）のエアアジアからも経営支援の打診があったことも明らかにした。ただ資本構成に踏み込み独立経営を維持できなくなる内容だったため、合意できなかったという。

　経営状況は厳しく、２０１５年３月期通期の最終損益は１３６億円の赤字と過去最大となる見通しで、手元資金は９月末時点で４５億円に減った。西久保社長は「今期の資金手当てはおおむねできているが、低水準に変わりはない」とし、さらに資産売却を進め手元資金を確保するとした。

　不採算路線からの撤退では、成田空港発着便を１０月に運休したが、現状の路線網は極力維持したいとの考えを示した。