「こんなはずじゃなかった」三洋社員の恨み節 消える社名、ブランド、人… (3/6ページ)

2015.1.11 07:06

決算発表後、報道陣からパナソニックによる買収について質問されるが、答えを避ける当時の三洋電機の佐野精一郎社長(左)=平成20年11月5日、大阪市北区

決算発表後、報道陣からパナソニックによる買収について質問されるが、答えを避ける当時の三洋電機の佐野精一郎社長(左)=平成20年11月5日、大阪市北区【拡大】

 パナソニックは来年4月に年功序列ではなく、役職に応じて給与が決まる賃金体制を導入する。三洋からの社員は来年2月ごろにパナソニックの人事評価制度に基づく職務上の等級を通知され、合意により転籍することになる。

 関係者は「将来性のある若手は給与水準が上がることはあるが、それ以外には厳しい等級が通知されるのではないか」と指摘する。

 誤算の末

 大手総合家電の一角だった三洋がライバル意識を持ち続けていたパナソニックの傘下に入ることを決断したのは深刻な経営危機に陥っていたからだ。

 三洋は創業者、井植歳男氏の長男、敏氏が社長、会長として進めた多角化が失敗。平成16年の新潟県中越地震で半導体工場が被害を受け、17年3月期連結決算で赤字に転落した。

さらに創業家出身の社長らを巻き込んだガバナンス(企業統治)の混乱に苦しんだが…

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