三菱電機の宇宙事業 巨大電波望遠鏡「アルマ」 生命の起源探求 (5/6ページ)

2015.2.25 06:12

 大島プロジェクト部長は「欧米の人々には神業だ!と驚かれた」と、してやったりの表情を浮かべる。

 原動力は使命感 技術で妥協しない

 日本のアンテナは、骨組みだけでなく、マウントと呼ぶ架台も鉄製だ。架台が温度変化などでゆがめば、やはりアンテナを特定の星に向ける際に不都合を生じかねない。

 ここでも同社は、架台が自らどのくらい動いたかをセンサーで測り、位置を補正する手法を開発し、難題を克服している。

 一方、設置方法でも同社は独自の道を探った。

 欧米のアンテナは、標高2900メートルの山麓にあるサポート施設に工場を設けて製造された。これに対し、同社は日本の工場で大半を製造し、船で45日間かけてチリまで運んだ。

 運んだアンテナは3分割した完成形に近い状態。大島プロジェクト部長は「おかげで現地での組み立てが楽だった。かつて離島で衛星通信アンテナを組んだ経験が生きた」と強調する。対照的に、欧米勢は過酷な環境下で多くの作業を強いられ苦労したという。

日本側のプロジェクトはなかなか国会承認を得られず…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。