【大塚家具お家騒動】委任状争奪戦で舌戦ヒートアップ 勝久会長「負けても再度株主提案する」 久美子社長「創業者は節度を持って…」 (1/3ページ)

2015.3.14 07:00

緊急会見を行った大塚家具の大塚久美子代表取締役社長=13日、東京・八重洲(撮影・戸加里真司)

緊急会見を行った大塚家具の大塚久美子代表取締役社長=13日、東京・八重洲(撮影・戸加里真司)【拡大】

  • 報道陣からの質問に答える大塚家具の大塚久美子・代表取締役社長
  • 側近からのメモを受け取り、報道陣の質問に答える大塚家具の大塚久美子代表取締役社長=13日、東京・八重洲(撮影・戸加里真司)

 27日の株主総会に向け、委任状争奪戦を繰り広げる大塚家具の大塚久美子社長が13日、東京都内で記者会見し、大株主の米ファンドの支持獲得などを理由に、会社側提案の可決に自信を示した。一方、父親で創業者の大塚勝久会長も同日までに産経新聞の単独インタビューに応じ、株主提案への支持確保に向けた取り組みを強化する意向を示した。また、今総会で仮に敗れた場合は、次期総会で再び株主提案を行う考えを示した。(平尾孝、山口暢彦)

 勝久会長、久美子社長の一問一答は次の通り。

■勝久会長「社員の大半は私を支持」

  --株主総会まであと2週間となったが現状は

 「上場当時から大塚家具の株を持っている機関投資家や金融機関を訪問している。今回の騒ぎのおわびと株主提案について説明しているところだ」

 --機関投資家からの賛同は得られたのか

 「今はまだ説明をしただけだ。再度訪問して、支援を要請することになるだろう」

 --その他の株主の反応は

 「個人株主からは、議決権の委任状も届き始めている。激励と同時に『社員がかわいそうだ』とのおしかりも受けている。社員の大半は私を支持してくれている。従業員持ち株会は自由投票になったが、8割は支持してくれると信じている」

 --今回の問題で、企業やブランドのイメージが低下した

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