同店では昨年前半頃からコードレス式スティック型掃除機の購入者が増えた。そこで今年3月、売り場面積を倍に広げ、キャニスター型と逆転させた。担当者は「若い世代から高齢者まで多くの方が買っていかれます。キャニスター型の補助として購入したものの、結局メーンの掃除機として活用している、という人も多いようです」と話す。
吸引力アップ
従来、コードレス式スティック型掃除機といえば、コンパクトで手軽な半面、吸引力が弱く、充電が必要な上、稼働時間が短い、といった弱点があり、学生の1人暮らしやメーン掃除機の補助として使われてきた。
ところが平成23年、ダイソンが、吸引力が落ちない高性能の「デジタルスリム」を発売したことで注目が集まり、国内メーカーも続々と参入してきた。
今年2月発売の日立アプライアンス「パワーブーストサイクロン」(コードレス式スティック型)は連続使用時間30分で、支えがなくても立てておける構造をとっている。