ソフトバンクの決算会見で孫正義社長(左)から後継者候補に指名されたニケシュ・アローラ氏=5月11日、東京都中央区【拡大】
ソフトバンクグループの中堅社員は冷ややかにみる。「最有力候補といっても、そのまま社長になるかどうかはまだ分からない。孫さんが世界のソフトバンクになるとはいっても、意外に大多数の社員を含めて日本的な会社だから、アローラ氏が本当に引き継げるかは疑問。孫さんのことだから、もう一波乱あるでしょう」
ニケシュ・アローラ氏の足跡
1968年2月 インド北部ウッタル・プラデーシュ州で生まれる
89年 バナラシ・ヒンズー大学で電気工学学士を取得
92年5月 米投信大手フィデリティ・インベストメンツ入社
97年4月 米運用大手のパトナム・インベストメンツ入社。通信業界のアナリストとして活躍
2000年4月 モバイルデータ分野の会社を起業し、最高経営責任者(CEO)
01年7月 ドイツテレコムの子会社、Tモバイル・ヨーロッパの最高マーケティング責任者(CMO)。取締役も務める
04年12月 米グーグル入社。経営陣の一人として戦略的パートナーシップ、マーケティング、営業などを管理
11年1月 上級副社長兼最高事業責任者(CBO)就任
14年9月 ソフトバンクのバイスチェアマンと米ソフトバンク・インターネット・アンド・メディア(SIMI、現SBグループUS)CEOに就任
15年6月 日本のヤフー会長、ソフトバンク副社長に就任予定
※ソフトバンクの公表資料などを基に作成