三菱商事社長に垣内常務執行役員が昇格 食料畑出身

2015.12.18 18:34

社長交代を発表する三菱商事の小林健社長(左)と次期社長に就任する垣内威彦常務執行役員=18日、東京都港区(田中すみ子撮影)

社長交代を発表する三菱商事の小林健社長(左)と次期社長に就任する垣内威彦常務執行役員=18日、東京都港区(田中すみ子撮影)【拡大】

 三菱商事は18日、小林健社長(66)の後任社長に垣内威彦常務執行役員(60)が来年4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。小林社長は平成22年(2010年)6月に社長に就任し、5年が経過したのを機に若返りを図る。

 垣内常務は6月末の株主総会後に代表取締役に、小林社長は総会後に代表権のない取締役会長に、小島順彦(よりひこ)会長(74)も代表権のない相談役となる。

 三菱商事は一昨年6月に代表取締役や取締役以外の執行役員からでも社長を選べるよう定款を変更していた。

 垣内常務は生活産業グループを統括し、食糧や食品畑の出身。小林社長は32年(20年)に資源の持ち分生産量と非資源の最終利益を12年度比で倍増する目標を掲げてきた。資源安が長期化する中、長期の視点で資源開発も手掛ける一方で、非資源により軸足を置いた構造改革を生活産業出身の垣内氏に託した格好だ。

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