そこで近藤氏らは、ISETAN MEN’S netを立ち上げた理由をもう一度振り返り、ひも解いていった。伊勢丹メンズ館にはファンと呼べる顧客がいる。その顧客にもっと楽しい情報を伝えることができれば、もっと楽しんでもらえるはず。顧客に楽しんでもらうものにすることが最重要なのだと。
伊勢丹メンズ館の価値は、顧客がわざわざ時間をつくって行きたい場所だということ。それは昔からずっと変わっていない。
近藤氏はこう話す。
「ISETAN MEN’S netを、お客様に必要な情報を隙間時間にきちんと届けられる、お客様と寄り添う関係になる存在にしたい。そのためにはスマホに最適化された画面表示ができ、気軽に見てもらえるメディアになる必要がある。しかし、単純にシステムを導入するのではなく、僕たちがお客さまとどううまくコミュニケーションを取れるかということが最も重要なのだと思い至った」
スマホに最適化されたオウンドメディアの運営を自分たちだけで行うことは難しいと考えた近藤氏は、O2Oクラウドサービス「RUNWAY」というソリューションを持つソルフレアにISETAN MEN’S net運営のサポートを依頼した。