【日産・三菱自の会見詳報】(下)燃費不正問題は「三菱自の経営者が責任持つ」 ゴーン氏は両社の線引き強調 (4/4ページ)

2016.5.12 20:38

共同記者会見を終え握手をかわす日産自動車のゴーン社長(左)と三菱自動車の益子修会長=12日、横浜市(大西正純撮影)

共同記者会見を終え握手をかわす日産自動車のゴーン社長(左)と三菱自動車の益子修会長=12日、横浜市(大西正純撮影)【拡大】

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 ゴーン社長「今後の進め方は、まず日産が三菱自に対し、22億ドル(2370億円)出資する。三菱自とは、十分なシナジー(相乗効果)で、投資のしがいがある。まだまだ可能性がある。デューデリ(デューデリジェンス。資産査定)は楽観視している。例えば、米州の協業、南米も含め、潜在力は三菱自はある」

 --今後の資本提携に向けたスケジュールは。短期的には軽自動車の生産・販売が止まっているが、日産が支援することはないのか

 益子会長「資金は、4500億のキャッシュ(現金)がある。資金不足が生じることはない。時間軸でいえば、デューデリは、独禁法の問題もあるので、年内めどが時間軸ではないか」

 ゴーン社長「デューデリ前に大規模に物事を始めることはない。時間をかけて準備を進める。どういった相乗効果、ガバナンス(企業統治)ができるのか。準備を進め、態勢を整える」

 《席を立ち、写真撮影に臨む。ゴーン社長、益子会長とも笑顔だった》

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