「PHONON」米紙で「聖杯」と絶賛されたヘッドホン (1/5ページ)

2016.5.12 05:00

2015年に発売された「MobileHi-FiPhone4000」を愛用するハウスミュージックの巨匠、リル・ルイスさん(PHONON提供)

2015年に発売された「MobileHi-FiPhone4000」を愛用するハウスミュージックの巨匠、リル・ルイスさん(PHONON提供)【拡大】

  • 熊野功雄社長
  • PHONONの看板商品「SMB-02HEADPHONES」

【神奈川発 輝く】

 海外の有名DJやミュージシャンが絶賛し、「ヘッドホンの聖杯」とも評された商品を生み出す音響機器メーカー「PHONON(フォノン)」。社員は販売員も含めわずか6人。音源制作の最終的な調整を行うマスタリングのプロとして長年活躍する社長の熊野功雄さん(45)が音響機器の製作に乗り出したのは、「音楽制作をもっと“個”に戻したい」という強い思いからだった。

 東急田園都市線宮前平駅から車で約10分。住宅街の真ん中にある本社兼自宅は、プライベートスタジオとして利用できるように改造されている。部屋の中には所狭しと音響ケーブルが並び、さながら秘密基地だ。熊野社長は「昔は都心でやっていたのですが、今は隠居状態ですね」と笑う。

 ◆伝えたい音を再現

 高校中退後フリーランスを経て、熊野社長は大手の音楽制作会社に入社。国内のトップアーティストの楽曲制作に関わったが、徐々に音楽業界に違和感をぬぐえなくなったといい、「売れ筋や流行などのしがらみが多く、真正面から音楽に向き合えないつらさがあった」。

 制作会社を退社して没頭したのは、ノイズ除去や音圧調整を行い、「アーティストが出したい、伝えたい音」により近づけるマスタリングの作業だった。

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