一方、自動改札口が普及している日本では、インバウンドは専用の切符を有人窓口や自動販売機で購入した上で、改札を通す必要がある。
今回、JR西は、航空券などで採用されている「QRコード」を切符に初めて採用した。利用者がウェブサイトで印刷したチケット上のQRコードを、改札に新たに設置した機械で読み取らせることで自動改札機を通れるようにした。
提携広がるか
「西日本には美しい自然や世界遺産も多い。はるか以外の各種乗車券にも提携を広げたい」
日航の中野支配人は、こう期待する。
ただ、航空会社と鉄道会社は国内の出張・旅行需要をめぐり長年にわたりライバル関係にあった。航空機と鉄道には「4時間の壁」があるといわれる。鉄道の所要時間が4時間を超える移動は空路が優位になるという境界線で、鉄道は、新幹線のネットワークを広げることで「壁」を次々に突破し、航空需要を奪ってきた歴史がある。