
開店当時の「鳥貴族」1号店。左が大倉社長、右は現専務の中西卓己氏=東大阪市【拡大】
「価格破壊」決意 背水の均一価格
《1号店は学生アルバイト2人と踏み出した小さな一歩だったが、赤ちょうちんタイプの従来型焼き鳥店からの脱却、店舗のチェーン展開という大目標は、当初から見定めていた》
焼き鳥店といえばおっちゃんが集まるイメージが強かったんですが、若者、女性も気軽に立ち寄れる店にしたかった。前の店のとき、カウンターが空いているのに「じゃあ、いいわ」と引き返す若いお客さんがいたし、「本当は女性同士でも来たいけど、目立つし入りにくい」と言う人もいた。わずか27席の店でしたがカウンターだけでなくボックス席も設け、従業員の服は法被(はっぴ)や作務衣(さむえ)じゃなくTシャツで統一しました。
店名には、ちょっとしゃれた名前にというのと同時に、お客さんを貴族のように大切にもてなすという意味を込めました。丸みのある「鳥貴族」のロゴは、柔らかい印象で1度見たら忘れないようなものをと、自分でデザインしました。