「このままではだめだ…」均一価格の安さで感動を 「鳥貴族」大倉忠司社長 (3/4ページ)

2016.7.31 17:04

開店当時の「鳥貴族」1号店。左が大倉社長、右は現専務の中西卓己氏=東大阪市
開店当時の「鳥貴族」1号店。左が大倉社長、右は現専務の中西卓己氏=東大阪市【拡大】

  • 「お客さんに感動してもらえるようなおもてなし」をモットーとする大倉忠司社長=大阪市浪速区の鳥貴族本社(村本聡撮影)

 目指すは「焼き鳥業界のマクドナルド」。一大外食チェーンのマクドナルドはあこがれでしたし、学べるところは学びました。チェーン展開をするなら店長のキャラクターでお客さんを呼ぶような属人的な店作りではなく、システム化が必要だった。売り上げには痛かったんですが、従業員がお客さんにお酒をごちそうになることも禁じました。

 《開店当初は150円、250円、350円の3価格制だったが、1年後に「全品250円均一」に転換、インパクトを生み出した。平成元年には280円に改定したが、現在もこの価格を維持している》

 最初は鳴かず飛ばずで「このままではだめだ」と背水の陣で取り入れたのが均一価格でした。20歳の頃、友人に連れて行ってもらった学生街の炉端焼き店で「230円均一」をやっていて、安さに衝撃を受けたのが頭に残っていた。「価格決定権をメーカーから消費者へ」と新しいビジネスモデルを打ち出したダイエー・中内功さんの「価格破壊」という言葉へのあこがれもあり、紙に「価格破壊」と書いて店に貼り出しました。

私は「次はどうしようか」とばかり考えていました

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