
エイチ・ツー・オーリテイリングとの資本業務提携を発表し、質問に答えるセブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長(左)=6日午後、東京都中央区【拡大】
追加リストラの可能性
追加のリストラの可能性について、井阪社長は否定した。
記者「百貨店は、そごうの広島、徳島、西武の大津、福井、秋田など地方店はどうするのか」
井阪社長「さしあたり継続する意向だ」
記者「イトーヨーカ堂の衣料品は縮小する方向だが、20年の段階では、どのくらいの水準になるとみているのか」
井阪社長「イメージとしては、売り場面積で15~20%減をみている。これは売り上げ規模ではない」
記者「百貨店の店舗は削減する方向だが、GMSは前経営陣が出した20年に40店舗削減する方針を変えていない。そのあたりは、どう考えているのか」
井阪社長「全店は回っていないが、イトーヨーカ堂の首都圏の30~40店舗を回った。意外とすばらしい立地にある。高砂店は築52年で、駅に近い。これを商業施設として考えれば、住居や託児所、高齢者マンションとして不動産価値がある。優良資産で、GMSとしては難しいかもしれないが、不動産活用はできる。そこは、不動産活用の新会社を設立し、外部デベロッパーの知恵を借りたい」
記者「(大株主の投資ファンド)サード・ポイントは以前から百貨店、スーパーの再編を強く主張している。それは今回の改革で、どう反映されているのか」
井阪社長「個別投資家のコメントを差し控えたい。今回の構造改革は、すべてのステークホルダーに納得してもらえるように作った。投資家にも納得してもらえるものだと思っている」
会見は1時間ほどで終了した。